牧禎舎(まきていしゃ) - 藍染体験工房 -

埼玉県行田市。足袋と蔵。昔ながらの藍染め。まちの記憶に寄り添ってつくるモノとじかん。

三八染工場の瀬藤貴史さんを訪問 

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先日、行田市内にある三八染工場さんへ染色家の瀬藤貴史さんを訪ねました。

1月に、足袋蔵ネットワークメンバー(というか理事 笑)で行田商工会議所にお勤めの坂田さんからご紹介いただき瀬藤さんが出品されていた展示を拝見したことがきっかけで、今回のアトリエ訪問に繋がりました。

瀬藤さんは基本的には染色家で友禅染を中心になんでもこなせますが、作品制作や三八染工場でのお仕事のほかにも大切なことがあり、それは伝統工芸品を作るための道具類の保存修繕です。
さらに美術品の修復も請け負われていて染織物と陶芸品、漆器(だったかな?漆器はうろ覚え)も。

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↑写真下にあるのは金継ぎに使用する鯛の牙!

そういったことから今回は、金継のことから、300年前のお茶碗のこと、撮影用小道具のエイジング加工のことまで様々にお話聞かせていただけました。

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青花も、絹紗も、(名前は忘れてしまったが)もみの木の一枚板も、柾目の出羽ベラも…どれもこれも希少。「今作ってるところは1〜2軒」が口癖になりそうなくらい、本当にどれも消え行く道具なのですね。
個人的には継承が必要だけど困難なものについてはその地域の小学生など学校教育の場の出番だと思ってるんですが。簡単にはいかないものなのでしょうか。

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こちらは1月に展示されてた作品のうちのひとつ。タイトルは "meta kakero #1"。
従来の友禅染にはないようなポップなモチーフ(ファストフードのような)とビビットな色、そして…なんじゃ?と思うリアルな物体・木彫の「さるのこしかけ」に観念崩壊です。

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肉にくしい…

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金箔は向こう側が透けて見えるほど薄い…

色んなお話が面白すぎて時間があっという間に過ぎてしまいました。
最後のほうで三八染工場さんの名入れタオルの機械を見せていただいたのですが、ほぼ活版印刷機!!
これであんなにきれいに印刷出来るんですね〜〜〜〜
漠然とシルクスクリーンかと思ってた。
日常の中のちょっとした疑問だったので今回謎が解けてスッキリしました。

あまりに瀬藤さんが色んなことを面白くお話してくれるので、タダで講義を受けてる気分に。笑
貴重なお時間をいただき、どうもありがとうございました。

行田の面白い方たちともっと知り合いたい!欲が出て来ている今日この頃です。

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WS18サムネイル

藍染め「ふっくら足袋」づくり

▶日時
4月9日(日)
(1)10時~12時(2)13時半~15時半 各回 8名ずつ

▶会場
牧禎舎(忍1-4-11)

▶内容
忍城のイラスト入りこはぜが付いた足袋型ストラップ「ふっくら足袋」を牧禎舎の藍染め生地を使ってつくります。底に使用する刺し子生地は「白」「雲」のどちらかをお選びください。
講師:豆足袋工房

▶予約の定員
各回8名 計16名

▶対象
小学4年生~

▶費用
千円

▶主催
ぎょうだ足袋蔵ネットワーク

▶問合せ
同ネットワーク ☎048-552-1010(10時~16時) Eメール makitei@tabigura.net
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( 2017/03/06 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)
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