牧禎舎(まきていしゃ) - 藍染体験工房 -

埼玉県行田市。足袋と蔵。昔ながらの藍染め。まちの記憶に寄り添ってつくるモノとじかん。

庭活@牧禎舎 

180608_庭01

先月の終わり、にわかに牧禎舎の庭の復活に向けて活動が始まりました。
今年の蔵めぐりでお世話になった行田窯さんの、ご自宅のお庭を解体されるというお話があったのです。

行田窯さんのご自宅は旧荒井八郎商店・現彩々亭の隣にあり、もとはひとつだったお庭。解体するには忍びない、素敵なお庭なのです。そこで、出来るだけ色んな木々を方々へ譲られる手配をされていることを知り、牧禎舎も一部を譲っていただくことにしました。

180608_庭03

牧禎舎の庭は、随分前に枝(というか幹?)を切りすぎてしまった木が何本もあり、まずはそういったものを取り除く作業からしなければなりません。

詳しい内容は、足袋蔵ネットワークのブログにアップされていますので、ぜひご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/tabigura/archives/50957552.html


お陰様で行田窯さんからいただいた柘植の木は植木屋さんの手で植樹されて、ばっちり根付きそうです。

180608_庭02

土曜日を中心に少しずつ庭の魅力アップ活動<庭活>をしていく予定です。
これまた手が足りず、いつでもお手伝い募集しております!
お越しいただけそうな方はぜひともご連絡お待ちしております。

母屋に似合う和の庭になるように、ススキと桔梗を購入していただきました。

180608_庭04

てっきり桔梗は秋口に咲くのかと思っていたら!
六月上旬〜八月上旬が開花時期なんですね。もうこんなにふっくらしています。しかも、こちらの写真を撮影したのは昨日(6/7)午前中だったのですが、この日の夜にはつぼみ全体がはっきり紫色になっていました。
もうすぐ花を楽しめそうです。

植物をたのしめるように名札も準備したいです。
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( 2018/06/08 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

小川和紙を藍染め 

180606_紙工房たかの

牧禎舎の東西ふたつある藍甕のうち、東側の藍が薄くなってきました。
藍染の染液は、最初に材料を藍染出来る状態にしたときが一番色素がたくさんあって濃く、それからみんなが藍染することで布に色素がくっついていき、甕の中の色素が減ることで薄くなっていきます。

あんまりにも薄くなると染める人も少なくなり、色が着くのに回数も時間もかかるので、程よいところで材料を入れ替えます。藍建(あいだて)をするということです。

藍の青い色は植物から取れる色素ですが「あまり環境には良くない」とうかがっており、「だったら出来るだけ最後の最後まで色素を使い切って捨てよう」という私と、「どうせ捨ててしまうなら、最後に和紙を藍染してみて」という和紙作家さんによる、こころみとして最後に和紙を染めています。

皆さんは小川和紙がユネスコの無形文化遺産に登録されていることをご存知でしょうか?

●世間は知らない細川氏がユネスコ無形文化遺産に選ばれた理由→

●有名な和紙がユネスコ無形文化遺産に登録されない理由→

もったいないですね。
埼玉県の和紙なので、牧禎舎 藍染体験工房として何か出来たらなぁとは思うのですが…。


180606_和紙03

さて、今回もたくさんの和紙の端切れをお預かりしてきました。
前回よりかは日にちに余裕をもって、前回よりも染めるぞ!

…と意気込みつつも。
まずは地道に和紙を染まりやすいサイズにちぎりつつ、重なった和紙をバラさなければなりません。ちぎりつつ…染める、をひとりでやるには意外と時間がかかります。そういう地味な作業自体は全く嫌いじゃないのですが、時間がかかると後の予定に関わって来るもので…今回は助っ人募集をしました!

180606_和紙04

そしたらなんと!助っ人が3人も〜!(そのうちおひとりは本当は見学で来館されただけですが ^^;)
本当に、本当に助かりました!

180606_和紙01

前回は染めるほうが早く進んでしまい、和紙待ち状態で時間のロスが大きかったのですが、今回はありがたいことに和紙のストックが多くて、染めるほうが先に尽きそうです。そうです、和紙を染め続け、どんどん色素が薄くなっているのを感じます。

↓これはまだ和紙を染め始めて2日目。今(6/4)は4日目になりました。
180606_藍染

今回染めた和紙は、漉き直していただいて、また和紙になります。

牧禎舎 藍染体験工房ではそんな和紙を少しだけお取り扱いします。
近々準備が出来ましたらまたお知らせしたいと思います。どうぞお楽しみに。

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●今後の開館日
・6/10(日)…予約確認中です。もしかしたら飛び入り参加出来ないかもしれません。
・6/17(日)…ご予約いただいてます。もしかしたらハンカチなどの小さなものでしたらあと少しOKかも?
・6/24(日)…予約受付中。
・7月の日曜日…予約受付中。
・8/5(日)…昔体験セミナーで藍染め予定のため、休館。
・8/12(日)…臨時休館

上記以降はお問い合わせください。→makitei@tabigura.net
( 2018/06/06 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

彩々亭へ 

180603_彩々亭01

先日、久しぶりに「彩々亭」へ食事に行ってきました。
元は足袋屋さんの邸宅だった建物が行田市の日本遺産として認定されています。
お庭も楽しいのでもし行かれたときはお庭も散策してみてください。

180603_彩々亭02

わおー。

それにしてもいい具合に苔むしていますね!

180603_彩々亭03

店内には足袋の褄縫いミシンと、『陸王』のこはぜ屋さんの半纏のレプリカが展示されていました!
そして、後藤足袋さんの柄足袋をお取り扱い中でしたよ。

彩々亭の北側は水城公園です。
ぜひそちらも散策してみてくださいね。

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●今後の開館日
・6/3(日)…予約受付中。ご予約いただいてますが、ハンカチなどの小さなものでしたらあと少しOK。
・6/10(日)…予約確認中です。
・6/17(日)…ご予約いただいてます。もしかしたらハンカチなどの小さなものでしたらあと少しOKかも?
・6/24(日)…予約受付中。
・7月の日曜日…予約受付中。
・8/5(日)…昔体験セミナーで藍染め予定のため、休館。
・8/12(日)…臨時休館

上記以降はお問い合わせください。→makitei@tabigura.net

8月に休館日が2日もあるため、8月下旬〜9月にもしかしたら臨時開館するかもしれません。
決まり次第お知らせいたします。
( 2018/06/03 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

狂い咲き 

180522_藍の花くるい咲き

この間の日曜日はいろいろと作業があり、藍染めあり、抜染あり、だったのですが、写真撮影いっさいなし、でした!
気が回りませんで…

そんな中、↑こんな珍しいものを撮影しました。

藍の狂い咲きです!

いつも8月半ば〜9月頃にかけて咲いている花が、もう咲いてます!
藍染めに使う葉っぱは、花が咲く前に摘み取って材料にするのですが、まだ葉っぱが成長しきっておらず背丈は10cm程度です。この時期に花が咲いてしまっては大変ですね…。

あんまり暑かったので夏が来たと勘違いして、ちょっと涼しくなって秋になると思ったかなー?
農家では大丈夫だろうか?とちょっと心配です。
( 2018/05/22 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

小島染織さんの工場見学 

180408_小島染織

昨日は牧禎舎とも少し繋がりがあり、ずっと気になっていた小島染織さんの工場見学に参加してきました。

小島染織さんは、牧禎舎のある埼玉県行田市のお隣・羽生市にある藍染めと織り物の会社です。
主に柔道着用の生地を作られているそう。
敷地内に色んな工程があり、工場の道具や機械の色形好きとしてはわくわくします…。(写真撮影自粛)
ときどきパイプが地面からプシュッ!と吹き出す白い湯気が良い感じです。

工場見学ではスタッフの方の作業風景も見ることが出来て、カセ(綛?忍とつくのが気になります)にした糸の綾出しの作業も見られました。簡単そうにされているけど、触ったことがないから想像でですけど、想像の中でも出来ない。ふつうの木綿糸なのでしょうけど、すごく糸に弾力があるように見えます。あんなにきれいに動かせるものなんですね。

最後に拝見したシャトル織機は、これまで私は木製のシャトルしか見た事がなかったので、あまりの高速移動にびっくりしました!ど、動体視力を試されている…。志楽さんに見せてあげたい。笑っちゃうほど大忙しです。
見てると擬人化してしまって、思わずにやにやしてしまいます。

行田の足袋工場や染色工場と違い、住宅街と離れた場所にあるせいか、昔からの立派な建物がそのまま残っているのは羽生ならではなのかな。残っていて、羨ましいですね。

180408_藍染め

工場見学の前に藍染め体験もさせていただきました。藍染めに限っては、日頃、体験側に回ることは少ないので、とても新鮮です。
丸くするのが苦手なんですが、案の定、木が生えたようになりました。笑
持ち方も悪かったようです。反省…

昨年秋〜冬に放送されたTBS日曜劇場『陸王』に出て来る「こはぜ屋」さんの半纏の生地は小島染織さんが作られています。

この辺りで藍染めが盛んだったことが窺える小島染織さんの工場見学。
昨年度の日本遺産関連事業の指導者育成講座の中に地域を知る上で組み込みたいと思っていたのですが、日程と予算の都合がつかず叶わなかったので、今年度はぜひみなさんと見学へ伺いたいものです。
( 2018/04/08 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

西田園さんの粉末ほうじ茶 

180329_粉末ほうじ茶

先週、妻沼へコラボてぬぐいを受け取りに行ったので、騎崎屋さんでてんぷらうどんを食べたり、聖天様の桜を見たり、まっち珈琲さんでコーヒー飲んだりして楽しんできました。
お茶の西田園さんにも立ち寄り、以前西田園さんがおすすめされてたほうじ茶を購入。弱火焙煎と強火焙煎があり、香ばしそうな強火焙煎のほうを購入。

先日の日曜日にお昼(フライ)のお供に飲んでみました。
どのくらいの湯量に対し、どのくらいの量の粉末ほうじ茶が正解なのかが分からないのだけど、適当に…。
今回はちょっと濃かったかも。
次回はもう少し少なく入れてみようかと思いますが、少し時間を置いたときの上澄みのお茶が美味しく…でもそれじゃふつうにほうじ茶と同じってことですね?

あとでネット検索してみたら、同じように粉末になってるほうじ茶は、コップ1杯に大さじ1入れるそうで、結構大量に入れるのですね。
そしてやっぱり粉も一緒に飲むんですね〜。粉末の緑茶と一緒で栄養素も丸ごと摂るってことのようです。
カフェインは含有しているものの、珈琲、緑茶に比べて少ないようです。

どのくらいの量が適量か試しつつ飲んでみようと思います。

180329_ポスター

手づくり市のポスターも掲示中!
忍町アートギャラリーも4/17から始まります!(牧禎舎会場は5/11-17のみ)

( 2018/03/29 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

新しい道具 

180306_籠01

この間の日曜日、注文してあった籠が籠屋さんから届きました!

こちらの籠はハンカチやバンダナを籠染めするときに使います。
これまで使っていた籠はなんとなくその場にあった長方形の籠で、なんだかちょうど使い勝手の良い大きさで、それはそれで良かったのですが、なにしろ作りが簡易だったので4年使ってもうボロボロになってしまいました。

せっかく新調するので、籠を1セット→2セットにして、一度にふたりまでは籠染め出来るようにしました。
ちょうど今月は中学生と小学生の団体の藍染めが入っているので、もしかしたらに備えが間に合って良かったです。

180306_籠02

今度の籠は丈夫で保ちが良さそうですね!
籠の留め方に工夫が必要ですが、これまで籠染めは工程が少なくて「作業した感」があんまりなかったので…丁度良いかも。笑
写真のよりももっとちゃんと留めた方が良さそうでした。酸化するとき傾けたりするとズレてしまいます。

180306_籠03

完成した籠染めです。写真向かって左が今回の、右は以前の籠を使用して染めました。
といってもとくに比較にならないくらい、前の籠のもイレギュラーな染まり方で、普通は白と青が半々くらいのことが多いのです。
今回のは籠がズレたこともあり、色の着き方に偏りが出来てしまいました。
もうちょっとだけ工夫すればさほどズレないと思います。

180306_籠04

そして、唐突にフキノトウをいただきました。笑
籠に似合ってます。本来、籠の使い方はこっちですね。

簡単なところでお浸しにしていただきました。ご馳走さまでした。
( 2018/03/07 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

お雛様はいませんが 

180303_ひな壇

桃の節句でひな祭りの日ですね。
昨日、唐突にひな壇をいただきました。何かの展示やイベント時に使えるかも?てことで、小さく畳めるのでひとまずいただいてしまいました。

射的とか出来そう??

本日は、蔵めぐりのボランティア説明会です。昨年11月にも開催し、今回が2回目です。
昨年は2人だったボランティア希望者が10人近くなり、藍染めも含めると15名ほどに!
とても有り難いです。

ケガなどないようにまちあるきしながら説明したいと思います。
( 2018/03/03 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

講座のその後で。近所?の甘味。 

180211_まめや忍

この間の日曜日、閉館後に近所の珈琲屋さん「まめや 忍」さんへ。
母とお店で合流して一服して来ました。

オリジナルブレンドの「まめや忍ブレンド」はさっぱりしている、少し酸味がある、まろやか…等と聞いていたので、酸味が苦手な私はまだ注文したことがなかったのですが、母のを一口飲んでみたら、行ける!
飲みやすい珈琲です。

180214_goroharuka

まめやさんから牧禎舎へ戻ったら、途中から焼き芋屋さんの声が聞こえてきました。どんどん近くなってるような…
絹屋さんの角を曲がったら、なんと牧禎舎前に焼き芋屋さんが!

どうやらツイッターで近くまで呼べる?「焼き芋屋 五郎とはるか」さんという焼き芋屋さんで、この日仕立て屋りゅうのひげさんのアトリエに来られていたきなこやさんが呼ばれたようです。笑
面白かったので、つい買ってしまいました。さっき甘い物食べたばっかりなのに!
ツイッターで検索してみてください。
紅はるかの蜜がすごすぎて、飴みたいでした。美味〜

牧禎舎の近所にある商工センター前のスペース(実は「憩いの広場」というらしい)でもときどきTuTuさんが焼き芋(こちらも紅はるか)を出されていたり、ゼリ研(行田ゼリーフライ研究会)がゼリーフライ出店していたり、北彩マトリョーシカさんがピロシキやボルシチを販売したり…この間の日曜日は蓮焼き(たい焼きみたなのだったそう)を販売していたそう。

藍染体験に来られた際は、ちょっと覗いてみると良いかもしれません。

( 2018/02/14 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)

今度は凍結しないように… 

180203_水道

先週はほぼ全ての水道が凍結してしまった牧禎舎。水道管破裂までは行かなかったものの、まったく水が出ないというのは不便なもので…。

せめて一箇所水が出れば、トイレも流せるということで、日曜日にWSの皆さんが帰られた後、水が出るようになった水道をそのままずっと一週間、少し水を出したままにしておくことにしました。
今日みたら、ちゃんと出ておる。よか、よか。
明日はトイレが凍っても流す水がありそうです。

ただ、水曜日、工場でのミシン教室のとき、どうやら工場の外の水道管が破裂してしまったそうで、取替工事をしたそう。
すぐに分かって良かったですね。

180203_西の藍がめ

そんな極寒のこの冬。
平日の撹拌は行田商工会議所に務めてるメンバーS田さんにお願いしているため、藍は大丈夫か毎日とても心配でした。

見てみると上のほうがすっかり緑色!
撹拌前に温度を測ると表面は20℃に満たない………
還元不足で試染しても染まりが悪いわけですね。

ただ、撹拌してみると東はとってもいい具合で、温度も26℃に。
表面が激烈に寒いってことですね。なんかで覆ってあげたら良いのかな??

もう片方の西のかめは実は泡立ちがすごくて、寒かったせいか一向に甘くならず見守り中でしたが、やっと甘くなったようで石灰入れました。こちらは撹拌したら27℃。温度は大丈夫ですね。

麸を入れた影響で泡立ちがすごかったので、櫂から竹の棒に変えて撹拌しました。
藍の華の完成です。

撹拌してみると中はこれまでよりも茶色く、やや還元が進んできていたので少し安心しました。

あんまり寒いから、初めて尽くしでドキドキします!
( 2018/02/03 08:00 ) Category ・牧禎舎の日々 | TB(0) | CM(0)