

藍染めは、最初に藍液をつくったときが一番色が濃く、みんなが布を藍染めするごとに色が布にくっついていき、甕の中の色は薄くなっていきます。
薄く染めたいときは、甕の中が薄い色になってから染めます。
牧禎舎は小さな工房なので甕が東西ふたつしかなく、常に薄い色に染められるわけではないのですが…
西の甕の藍液はそろそろ薄い水色に染めるには良い時期になってきました。9月以降が良いと思います。
薄くなってきたときにもうひとつチャレンジできるようになるのは「草木染めの藍返し」です。
「草木染めした生地を藍染めして、色の重なりを楽しみたい」という方がいらっしゃると思います。
草木染めした生地は下処理されていて藍の色素を強力に吸着してしまうため、普段はお断りしておりますが、甕の中の色がほどよく薄くなってきたときがチャンスです。
薄い藍の色とならば草木染めに重ねると上の写真のように色の重なりが表せますよ。
藍液の色が濃いと、こうは行かず、藍を吸着しすぎてかなり濃くなるので黒っぽい色になります。
草木染めを藍返ししたい方、水色に染めたい方はこの機会にぜひ染めにお越しください。
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●今後の開館日
・8/9(日)…予約でいっぱいです
・8/16(日)…ご予約いただいた時間のみ開館します
・8/23(日)…予約でいっぱいです
・8/30(日)…午前中ハンカチならば藍染めできます
・9/5(土)…藍染めマスク作りWS開催【満員になりました】
・9/14〜19…「牧禎舎の藍染め展」@かぐらざか五感肆パレアナ
上記以降はお問い合わせください。→makitei@tabigura.net
COVID-19感染拡大予防のため、一度に4〜5名までに限らせていただいております。
新たな体験方法に慣れてきたらもう少し増やせるかもしれません。
来館前に検温してきていいただき37.5°C以上の場合、あるいは風邪ぎみの場合はご来館をご遠慮いただいております。
来館時はマスク着用でお願いいたします。
また都合により急な臨時休館の可能性もありますことをご容赦くださいませ。